在りたい未来図 ~4・7・10年後に向けて~ part1

0)始めに

2017年の夏は、我が家に取って3年生が二人居る夏であった。

あと半年で、中学、高校ともに卒業、来年は新しいスタートとなる。

 

そのスタートに向かって起きた我が家に夏の出来事を記録し、

サブタイトルにあるように、4・7・10年後の夏の参考になればという想いで

文書を作成してみました。

 (U8をヘルプしているので、その年齢が未来の年の算出基準)

 

 いつまでも愛する我が子とそのチームメイトの応援を通して、

「Fun」や「Fan」という観点でサッカーというスポーツを楽しんでもらえれば、

そして、こうなれば楽しいサッカー人生が送れるのではないかという想いを込めて

10年後の高校時代から遡って、現在までをバックキャストしてみました。

あくまでも個人技サッカーが好きな一個人の意見です。

 

1)高校サッカー時代

①千葉県リーグ 1部から4部まであります。

・1部

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・2部

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出典元:千葉県サッカー協会ホームページ

全国高等学校総合体育大会(夏に開催) 千葉県予選

 GWにブロック大会、6月に1次トーナメント、決勝トーナメントを行い、

 優勝校は全国大会に進む。

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③関東高等学校体育大会 千葉県予選 優勝・準優勝校は関東大会に進む。

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出典元:千葉県サッカー協会ホームページ

全国高校サッカー選手権(正月に開催) 千葉県予選

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 出典元:千葉県サッカー協会ホームページ 

高校サッカーは、まさに青春時代、大きな大会は3つある。

①まず年間を通して開催される千葉県のリーグ戦、4月に開幕し、

 ホーム&アウエーで戦い、12月に終幕する。

 つまり高校三年生は12月まで試合があるということ、受験大丈夫かな。

 1部から4部までそれぞれのカテゴリー別に戦い、年末には昇格、降格の

 入れ替え戦が実施されている。

②GWより、全国高校総体(インターハイ)の千葉県予選がスタート、

 優勝校は全国大会に進む。

 2016年度の決勝は、市船vs流経大柏

 2017年度優勝校は流経大柏、つまり千葉県は強いということが理解できる。

③同時期のGWに、関東高等学校体育大会の予選がスタート、

 優勝、準優勝校は関東大会に進む。

④最後は、7月から全国高校サッカー選手権大会に向けた千葉県予選が始まる

 先にも述べたが生憎、千葉県には市船流経大柏の全国でも屈強な2校がある。

 それ以外にも、伝統校の八千代、習志野柏レイソルと提携している日体大柏

 個人技の中央学院などかなりの技術と選手層を持った高校がたくさんある。

 

10年後の2027年夏、千葉県1部リーグに所属していれば、

③の大会は決勝トーナメントからの戦いになる。

2部以下の高校は、7月から8月にかけてのブロック大会で勝ち抜いて来なければ

この舞台には立てない。

トーナメント方式のため、何が起きるかわからない。

今年もたくさんのことが起きていることと思います。

夢見た高校サッカーの幕が早くも夏で閉じられる。

全国のどの高校も一つでも多く勝ち抜いて、全国大会に出たい。

その戦いに向けて、日々トレーニングを積んでいる。

 

 また強豪校になれば、豊富な選手層、その練習方法、体つくり、トレーナーと

総力を挙げて取り組んでいる。

(例)ジェフ千葉から消えた脂身と白米。監督が持ち込んだ食事革命が凄い。

 http://number.bunshun.jp/articles/-/828827

 

 年間スケジュールの順を追うと、県リーグ開幕、インターハイー予選、

関東総体予選、全国高校サッカー選手権の予選をこなしていく。

各高校のレギュラーでない子は、インターハイ予選、関東総体予選で負けた段階で

サッカー部を退部する子が出てくる。何故なら受験に備えるためだ。

レギュラーの子はまだリーグ戦もあるし、秋の全国高校サッカー選手権の予選に

向けて、夏に合宿を行い、チーム力アップにつなげていく。

 

 一方で、高校三年生の夏は、大学のサッカー推薦が実施されている。

大学でサッカーを続ける子はこのサッカー推薦を狙い、希望する大学の練習会に

参加して合格を掴みに行っている。

そのほか各年代(高1、高2、高3)で、それぞれの高校が様々な大会に参加している。

 

 さて、高校生活のだいたいのイメージを思い浮かべることができましたでしょうか?

このたくさんの強豪校の中で、愛する息子はどこでプレーをするのだろうか?

 

 千葉県1部リーグの高校でレギュラーになれば、対戦相手も強く、

うまく切磋琢磨しながかけがのない高校3年間が過ごせるのではないかと

思っています。

しかし「試合に出れなければ意味はない」ということもあります。

そうです、試合に出てこそ、初めて相手を知ることができて、自分のサッカーが

できるのかを試せる場所に立てるのです。

帰りの車の中で、対戦相手との感想が言えるのもピッチに立って緊張し、

90分間試合をしたからこそ感想をが述べることができるのだと思います。

 

そしてこの3年間は怪我との戦いです。

試合中、相手も必死ですから、スライディング、1対1の時、

特にヘディングの時など結構厳しいものがあります。

試合を観戦して思うことは、きちんと基礎ができている子は、

周りを観てから次を考えてボールを止める。

そしてほんの少しだけ余裕が持てて、次のプレーに移れるということができている。

 

そうでない子は、止める場所がずれる、相手が来る、焦る、だから蹴る

もしくはボールを奪われる。

個人的な感想ですがこのような差が生まれていると思います。

ボールをコントロールする距離にして1m以内の出来事ではないかと思っています。

 

 どの高校にもそれぞれサッカーのスタイルがあります。

専修大松戸は、パスをつなぎ、サイドチェンジ、アタッキングサードでは

ダイレクトパスで崩しいていく。

中央学院は、野洲高校と同様のサッカーを、流経大柏は1人1人がうまく、早く、

1対1に強く、前線からチェイシングをするなど、高校の指導者はそれぞれの

スタイルを磨き上げています。

 

 ではどんな練習を何をやっているのか?

それは5対5、セット練習、キックの練習、ヘッドの練習などと思われます。

今練習しているドリブル、フェイントなどの練習は、高校生では当たり前ですが、

まったく実施されません。

それをやっているのは、野洲高校聖和学園高校、中央学院くらいなものです。

 まったく個人技の練習はしません!

ということは、高校生になってから個人技術は

上達しないことを覚えておいてください。